師匠の導き 6

この物語は、師匠と彼女。

「師匠の導きから見い出す、彼女の感覚」です。

 師匠の導きから、彼女の意識と思考・感覚が織りなす世界をお楽しみください。

  貴女は師匠の存在に気づいてますか?
  貴方の師匠は、既にそこにいる。


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 「始まりは終わりを示唆する」



     何かを求めて彷徨う彼女の旅は、終盤を終えるだろう。
        そして、またそこから何かが始まる。
           もう始まっているのだ。


    


   始まれば終わるのか、終われば始まるのか。
   すべては始まっているし、終わってもいる。そして、始まってもいる。

    
  最初から答えに頼っていたら答えなど見えない。
  終わりのゴールを目指してもゴールはない。
  始まりもなければ、終わりもなり。
  終わりも始まりも重なっている。メビウスの輪だ。

  毎日、朝が来れば夜が来る。夜が終われば朝がくる。
  朝が先か夜が先か。

   
  人は毎日、生まれ変わっている。始まって終わっていて、終わっていて始まっている。


       毎日が、同じだと思うなかれ。
       
       今までとは違う、昨日とは違う。
       それに気づかずして、ずっと同じ毎日だと思うことこそ、時が止まるのだ。

       時は常に動いている。
       常にそうでなければいけないという常識に囚われるなかれ。

       常識も常に動いている。

  
       人の心も常に動いている。


       永遠というのは、その動きの中にある。




                                              ・・・つづく
by atsu_at3 | 2015-03-19 13:50 | 物語
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