光と波の調和 6 -理想の器-

  この物語は、「彼女の物語」である。
 意識と思考・感覚が織りなす世界をお楽しみください。

 そして、あなたはどんな世界を織りなしてますか?

 
  今までの物語 
    
    「光と波の調和」
       1. 光は波であり、粒子である
       2. 小さな洪水から生まれた発想 
       3. 新たな視点
        4. 彼女の忘れ物
        5. 大事なこと

 



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  6. 「理想の器」


 人は、なにかしらの器を持とうとしている。持っている。。
親の器、男の器、女の器。上司としての器。人間的器。。。

女らしく、男らしく、社長らしく、親らしく、子供らしく、先生らしく、お家柄らしく、自分らしく、その年齢らしく。。
  かわいらしく、ほんものらしく、いい子らしく、大人らしく、、、


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       彼女は、ある日こんな会話を耳にした。




   親ってさ、よく言うんだよねー。
     「少しは女の子らしくしなさい。。」
     「男の子なんだから、男の子らしくしなさい。。」
     「お兄ちゃんなんだから、お姉ちゃんなんだから・・」
     
      らしさってなんなんだよね~


   
   
   うちもだよ~。ほんっと嫌だよねー。
   ・・・・・でもさー。そんな親もさー、言われてんだよー。
     「少しは、親らしく・・・」
     「妻らしく・・・」
     「上司らしく・・・」

     

    えーー!それって、悪循環じゃーーーん!!
    うちら、大人になっても言われるの~!!
    嫌~~。





     実際、そう言われるのは、みんな嫌よ。
     らしくというのは、そう見えないから言われるわけだし。




  ゲッ。そんな風に考えたことなかった。。
    やっぱり、女に見えてないんだ。。。。ガーーン。。
    少しは、、気を付けよっと。。

 


    まったまた~。
    気を付ける気ないくせにーー(笑)




    あ。ばれた・・・(^^;)




    
    ば、ばれた?って...(^^;)

    まあ、その潔さがいいんじゃない。
    無理しても、ぎこちなくなるしね~。
    その気になれば、いつだって女性らしくなるわよ。



    えー。そういうもんかな~。




 
    うんうん。
    人にそう言われるから、そう振舞おうとする人もいれば、
    いい人に見られたいとか、認められたいとかでそうしようとする人もいるわ。
    そういうのって、なんとな~くぎこちなさがにじみ出てくるのよね~。。



  
    へぇ。。ぎこちない人と会ったことないわ~。。。



    だろうね。。(笑)

    そうなりたいって自分で理想を高めて日々頑張ることはいいことだと思うわ。
  
    でもね、ぎこちなく見える人は、
    そうやって言われるのが嫌だから、言われないように、そうしなきゃって、そう振舞っている人。

    でも本当は、そう振舞うのも嫌らしいよ。




    えーーー!!!
    嫌らしいって、、、
    やらしいみたいじゃん!?




   まあ、そうとも・・・言えるわね。。。


   げーーーーーーーーーー!!
  



   問題は、嫌らしい、いやらしくないでは、なく。。。
   本心かどうか、自然体かどうかってことよ。


    自然体と理想体は、かけ離れたりもするし、そもそも
    理想の器(女性像)をイメージするのは、自由だしね~。
    女らしさって概念も人によって違うしさー。そこが落とし穴なのよ。

    
    仕事でもなんでも、頑張っても頑張ってもぎこちない人って、自分の概念も、認めて欲しい相手の器の概念も知らずして頑張るから、ズレが生じるんじゃないかな。

    「そこ、褒めてほしいのに、クソー!」もっと頑張ってやる!!
    「そこ褒められても・・・、特に何もしてないのに、、、」ってことが発生する。

     相手を知れ、己を知れってそういうことなんじゃないかな。

     そもそも認められたいのは、自分で自分を認められないから、相手に求めるってこともあるかもねぇ。
 

    

    ほぉ。なるほどねぇ。。

   

    そうなりたい人は、人はすでにそうなっているし、
  そうなろうとしてない人ほど、自然とそうなっているし。
  そこに拘りがないからなんじゃないかな。




   
   自然体が一番ってことかぁ。。
   でもさー、自然体って一番難しくない?





 
   だねー。そこまでいけばいいよねぇ。ほんと。。




   自然体といえばさー。
   そもそも、人は皆自然の中で生きてるんだよね~。
   自然の中にヒントがあるんじゃないかな。
   まあ、分かるというより、感じる、そして、気づくことかなぁ・・。
   大事なことは、本当に目の前にあるもんよ。
   青い鳥もね、ほら、すぐ目の前に。

   

   
    


   えっどこ
   



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   彼女は、ふと我に返った。
            
              そして、気がついた・・・。




              


                                              ・・・つづく









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by atsu_at3 | 2015-03-07 21:54 | 物語
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