光と波の調和 4  - 彼女の忘れ物 -

この物語は、「彼女の物語」である。
意識と思考・感覚が織りなす世界をお楽しみください。

そして、あなたはどんな世界を織りなしてますか?

 
  今までの物語 
    
    「光と波の調和」
       1. 光は波であり、粒子である
       2. 小さな洪水から生まれた発想 
       3. 新たな視点
       
  
    それでは、第四話、目を凝らしてご堪能ください。
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「彼女の忘れ物」

彼女は、生きている間にすべてをやり尽くそうと、いつも手足が焦っている。
だからなのか、彼女はいつも忘れ物が多いのだ。 (光と波の調和 3 より抜粋)



 彼女の忘れ物は日常茶飯事。
日常茶飯事の故、なにを忘れようとも常に動じることはなかった。
 忘れたとしても、いつもなにかに助けられていた。
 
 ポケットを叩けば、ビスケットが一つ
 そんな歌を彼女は思い出した。


 財布を忘れても、カバンを叩けばどうにかなっている。
 いつもどこかでどうにかなっている。(道(dou)に叶(kana)っている)


 いつもどこかで誰かに守られている。いつも感謝の気持ちと
 やっぱり今日も守られていた。ありがとーーーう。
 そんなこんなに安心し、幸せさも感じていた。


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 彼女の忘れ物は、常であり、本人は落ち込むことも、驚くこともない。
 忘れ物も落し物も今回はやばい!と思っても、なぜか救われる。

 
 それさえも驚かなかった。それは、常に何かに守られていると信じ切っているからだ。

 信じるものは救われる。彼女は、本気でそう信じきっている。
 ある意味、本当に幸せなお方なのだ。

 そして、本当にそのまま失くしたものもある。、
 しかし、彼女の発想は、その分なにかの気づきで還ってくると、それもまた信じ切っている。

 もしも、金銭を落として戻ってこなくても、電車の中でスラれたとしても、それで救われる人がいる。
 そこまで思える、頭の中が幸せなお方なのだ。


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 しかし、まあ、なぜにこうも忘れものが多いのだろう。。


 まあ、思考が飛びすぎて、心ここにあらず状態が多いのは確かだが。。
       
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それだけの理由ではないはずだ。。。
          
 
  その疑問さえも忘れかけた頃に、また何か大事なものを忘れる。
  また来たかぁ。。なんだろう。なんだろう。。Zzz,,,


  そしてまた、なんだろう。なんだろう。。Zzz,,,


 そしてまた忘れたなにかを探す度(tabi)。同じことを繰り返す旅(tabi)。。
 


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 しかし、この忘れ物の多さは、忘れてはならないなにかを忘れているのではないか。
 
 彼女はいつの日かそう感じるようになった。



 この忘れ物グセをあえて非常事態と捉え、真剣に向き合ってみた。

 忘れているのは、落としているのは、その物自体ではない。
 もっと大事な何かを忘れているのだ。見落としているのだ。

 彼女は、そういう発想に切り替えた。



 忘れかけているなにか、見落としているなにか、、大事なこと。大事なこと。大事なこと。
 それはなんだろう。。。 なんだろう。。なんだろう???


  忘れかけた大事な何かを、追って、探して、グ~ルグル。

  またもや、同じく探す旅、同じ旅。
  また旅かい、マタタビかい?いや、イタチゴッコやんねん!
  

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 そんな中、そんな中、尊な中!

 彼女の思考に少しづつ変化が見え始めた。
 行動パターン・思考パターンを変えてみたのだ。


その疑問、そのうち分かるだろう。
あえて、しばらくほっとくことにしてみたのだった。

 

  そして、しばらくして・・・・


   きたーーーー!!


      
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 そう忘れていたことは、他でもない 追い求めていた「大事なこと」それは何かでなく、
 「大事なこと」、そのものだった。それ自体が答えだったのだ。


      大事なこと・・・・
      大事なこと・・・・
   
       そう、その答えは!

      大事なこと!!


 疑問と答えが同じだったのだ。見つかるわけがない。

   
   「忘れかけていた「大事なこと」は = 「大事なこと」そのものであった。




                          つづく






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by atsu_at3 | 2015-02-23 22:08 | 発見
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