この物語は、「彼女の物語」である。
意識と思考・感覚が織りなす世界をお楽しみください。 そして、あなたはどんな世界を織りなしてますか? 今までの物語 「光と波の調和」 1. 光は波であり、粒子である 2. 小さな洪水から生まれた発想 3. 新たな視点 4. 彼女の忘れ物 5. 大事なこと 6.理想の器 ----------------------------------------- 7. 「時空(とき)は移り行く」 ~らしく、それらしく。。。 それは、自分が求める、そして、人に求められる「理想の器」 理想の器を大きく立派に、それらしく。 そのように振舞うことも必要だ 自分で理想を高めて日々頑張ることもいいことだ。 しかし、その器そのものに固定されては、カチカチ、コチコチ、コチ亀。 ( 頭をだしたり、ひっこめたり。。 ) 器が小さいままでは窮屈で、 小さいまま大きく誇張すると、器は破裂する。 大きく見せようとしても、襤褸はでる。そしてぎこちなさもでる。 器がちいさくとも、大きくとも、どんな器でも関係ない。 どんな器であろうと、宇宙の大きさにしてみれば、ほんのちっぽけな器にすぎない。 ならば! 最初から器なぞいらない。 器自体(jitai)を辞退(jitai)すると、それは宇宙まで広がる。 器をなくせば、壁がなくなる。 器をなくせば、広がる。 器をなくせば、固定観念がなくなる。 そもそも、その器なんてものは、耳で聴いた話である。 実際の器なぞ見たことはない。 どう感じるかは人それぞれで、答えなどない。 そんな器を大事に大事に大きくしようと育てているかと思うと。。。 どんなに立派な器を探し求めているかと思うと。。 耳にしたことを大事に心に収めてしまった。 それが、恥ずかしいということか。。 器を取り払えば、器からでる苦労も入る苦労も器を探す苦労もなにもない。 歩いても走っても同じこと。すでにつながっているからそこにいなくともそこにいる。 彼女には、寂しいという概念はあまりない。 おそらく、器の概念さえ邪魔していなければ、繋がっている感覚は常にあるのだろう。 ないものは、ない。(ないというものはない) あるものは、ある。(あると認識したときにそこにはある。) あるものも、ない。(あっても、気づかないのはないのと同じ) 大事なことは、何かを得ることでなく、探すことでもなく、 小さなことに気づくこと。見逃さないこと。 小さくとも関係ない、気づいた事を、見逃さないこと、実際に成すこと。 小さいことは、裏を返せば大きい。 反面、小さいことに囚われないのも必要なこと。 物事には、常に両面を持ち合わせている。 この大事な気づきも、裏を返せばそんなに大事なことでもない。 なぜならそれは・・・・、時空(とき)は移りゆくものだから。
by atsu_at3
| 2015-03-09 23:49
| 物語
|
最新の記事
フォロー中のブログ
ファン
記事ランキング
以前の記事
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
外部リンク
画像一覧
|
ファン申請 |
||